ラスト・フレンズの林田一巳を語る会
2008年に放送していたフジテレビのドラマ「ラスト・フレンズ」で、田中哲司さん演じる林田一巳に関して語りたくなりました。
観ているうちに、あれ?実は萌えキャラなんじゃないかと思ってきて。
ドラマのストーリーは割愛しますが、めちゃくちゃ面白いドラマで、リアルタイム含めて3回観ています。
林田一巳という役について
林田一巳(以後林田さん)は、上野樹里さん演じる岸本瑠可(以後瑠可)が所属するモトクロスチームの監督です。
体育会系で良い人なんだけど、思慮が浅くデリカシーに欠けるキャラクター。
人知れず性同一性障害という悩みを抱えている瑠可を女扱いして、無自覚に傷つけてしまいます。
リアルタイムで見ていたときは、気持ち悪いおじさん、という印象。
当時中学生で自分の身体とか悩む時期だから、瑠可に感情移入していたので。
それだけ、田中さんの演技が上手いということなのですが。
酔った勢いで瑠可にキスするシーンとか、友達同士で「まじあいつ最悪!きもい」なんて話したりしてました…(^-^;
それが今や、林田さんきゃわいいなぁなんて思ってしまうとは…!
演じている田中さんが好きだから、ていうのも大きいですがね。
なぜ当時の私は田中さんの魅力に気付かなかったの?なんて思うけど、
中学生の時点で田中哲司カッコいいと思ってたら、ちょっと趣味が渋すぎるよね 笑
ま、そういう人もいると思うけど。
林田さん萌えポイント
林田さんのちょっと間抜けな感じがすごく可愛い。
3話かな?酔った勢いで瑠可にキスしてしまい、逃げられた翌日に、なぜか瑠可より林田さんの方が気まずそうにしているところが可愛かった。
なにお前がいっちょ前に気まずくなってんだよ…っていう。
瑠可に今まで通り接してください、と言われてすぐ切り替えたところも、ゲンキンというか、なんか憎めない人感がすごく出ていた。
で、その後7話で瑠可に彼氏の振りを頼まれた一連の流れがクソかわいかったっす。
瑠可に呼び出されて、どことなく嬉しそうな林田さん。
「なんだ、話って」
その後、彼氏のフリをして瑠可が住むシェアハウスに挨拶へ行きます。
バツの悪そうな林田さん
彼氏の演技を頑張る林田さん
林田さんを含むシェアハウスの住人みんなで遊園地へ出かけます。
意外とお似合いじゃないの?
ピンクでデカくて無駄に目立つ林田さん
はしゃぐ林田さん、きゃわいい
瑠可から付き合わせてしまってごめんなさいと謝られるも、ちょっとうれしそう。
この一連の顔が可愛すぎてやばい。
喜ぶ林田さんと複雑な心境の瑠可
遊園地から帰宅し、シェアハウスで夕食です。
パシリにされる林田さん
なんかイイショット
ご満悦だなぁ
なぁんか、わかりやすく浮かれているように見えるんですよね。
「わーい!瑠可とデートだぁ!」みたいな。偽装なのに。
この浮かれポンチ具合がとにかく萌えるんですよぉ。
若い人達の中でちょっと浮いているし、ピンクで目立つし、無駄にデカイし。
いや、普段の田中さんは高身長でステキだなー、かっこいいなーと素直に思うのですが、このシーンだとでくの坊というかウドの大木というか、そういう風に見えちゃうんですよね。
そこがまた萌えポイントなんですが。大型犬が混じっている、みたいな。
で、萌え萌えなデートシーン?が終わり、モトクロス場に瑠可の中身が男であるということが書かれた脅迫状が貼られます。
戸惑う林田さん
瑠可にこの内容は本当なのかを聞きます
デリカシー無いよなぁ
こんなことを信じるんですか、と瑠可に一蹴されます
分かりやすく目が泳ぐ林田さん
このデリカシーの無さがねぇ、残念ポイントだよね。
タケルくん(瑛太の役)だったら、まず紙が貼られているのに気付いた時点で瑠可の目に触れる前に剥がして捨ててくれるよ。そして一人で背負ってくれるよ…。
でもこのわかりやすさが林田さんの良い所でもある。
ラスト・フレンズの登場人物の中で一番精神が健全な気がする。
で、この林田さんの役に田中哲司さんがめちゃくちゃ似合うんだよなぁ。
実際にこういう人なんじゃないの?って思うくらい。
田中さんのインタビューを読むと、内面的には林田さんに近い部分もありそうに思うんだけど、撮影の裏側とかの田中さんを見るともっと複雑で多面的でちょっと神経質そうな人に見えるから、結局なんだかよくわからない。
だから役者さんってすごいよね。
なんだけど、私、田中さんって特別演技が巧みなわけでは無いようにも思うんだよな。
上記と矛盾してる?
もっと違う良さがある気がするんだけど、それが何かはよくわからないんだよね。
ルックスが好きなだけじゃここまでハマらないから、演技も好きなんだとは思うの。
自分の中で答えが出るまで、研究しないとな~。
とにかく、ラスト・フレンズの林田さんは最高にカワイイ。
それは田中哲司さんが演じているからだ、ということ。
あの憎めない感じ、なかなか出せない。