アメトーーク 第七世代、その後…の雑感
2022年3月17日放送のアメトーーク「第七世代、その後…」の感想をつらつらと。
とりあえず、第七世代と呼ばれる芸人さんたち、特別誰が好きとか応援しているとかはないけど「活躍してほしい」と願っていた。
なぜなら同世代だから。
第七世代は平成初期生まれが多い。
この世代ってすなわち、ゆとり世代ですよね?
他の世代と比べると、なんとなく幼いというか若いというか、軽い印象がある。
周りの大人からも「平成生まれか~」なんて、なんとなくちやほやされつつ、同時に「ゆとりだもんねー」とバカにしてもいい存在としても扱われていて、その扱いに反抗するでもなくヘラヘラ受け流しながら生きてきた世代、という印象。
アメトーーク内でナダルが「第七世代…ラッキー世代ですよね?」と言ってたけど、割と的を射ている気がする。
じゃあ、同世代である第七世代に何を求めたいのかというと
「元々ラッキーな人が更に活躍してもいいじゃない!」ってことなのかも。
「努力・反骨精神・忍耐」へのアンチテーゼというか。
ありがちなストーリーだと、大体最初に上手くいった人はすぐに駄目になって、コツコツと陰で努力していた人が上手くいく、というアリとキリギリス的なのが多いけど、なんだかそんなのつまらない、クソくらえって思うことがあって、第七世代にそれを体現してほしいなぁなんて思ったりする。
別に第七世代が努力していないとかそういうことじゃないんだけど、定説を崩してほしいの。
まぁでも、その役割を担うのってなかなかしんどいのかもなーと放送を見てて思った。
ただ、一つのことにしがみつかない、途中で投げ出すっていうのもある意味ゆとり世代っぽくて悪くないのかも。
とにかく、第七世代を見ているとつい自己投影してしまう。
だからこの放送は、面白かったしなんか切なかった。
どういう形になるかはわからないけど、それぞれ活躍してほしい。